ジンギスカンの写真
グルメ

ジンギスカン
完全ガイド

煙が上がる。肉汁があふれる。ビールが進む。
これが、北海道の夏だ。

名店の選び方から食べ方のコツ、「羊が苦手…」という方へのアドバイスまで、地元目線でまるごとご案内します。

ビール園も最高です。でも——
地元の人間が、ビール片手に通う店は、
ちょっと違います。

ビール園は観光の王道。あの広さ、あの雰囲気は唯一無二です。
でも「本場のジンギスカン」は、すすきのの路地にある小さな店にもあります。
せっかく札幌に来るなら、もう1軒だけ——そう思ってもらえるガイドを作りました。

🍖 なぜこんなにジンギスカンが好きなの?

子どもの頃、家族でよく行った馴染みのお店がありました。味付けジンギスカンが鉄板でジュッと焼ける音、バターたっぷりのポテトフライとおにぎり——それが私にとっての「ジンギスカン」でした。

大人になった今も気持ちは変わらず、サッポロビール園や気になる専門店に足を運び続けています。

だからこそ、北海道に来てくれた人にも地元のジンギスカンを味わってほしいのです。

同じジンギスカンでも、まったく違う顔があります。

ビール園に参加される方は、前日か翌日に専門店へ。食べ放題のジンギスカンと生ラム専門店の一枚——その違いが、北海道の奥深さを教えてくれます。

ビール園に参加されない方こそ、ぜひ夜のすすきのへ。観光では見えない、地元民が通うジンギスカンの世界があります。

それが、旅の一番の記憶になるかもしれません。

サッポロビール園と専門店、何が違うの?

正直に言います。どちらも本物の北海道体験です。でも「体験の種類」がまったく異なります。せっかくなら両方を味わってほしい、というのが地元民としての本音です。

サッポロビール園と地元専門店の比較表
📋 当日のコース
開拓使館の「イチ押し」キングバイキング 120分
スタンダード飲み放題 + +600円(税込)でプレミアム飲み放題
🏭 サッポロビール園 開拓使館 — コース詳細を見る ↗ 公式サイト

「羊が苦手かも…」な方へ

羊肉の臭みが気になる、という方もぜひあきらめないでください。コツを5つ知っておくだけで、ぐっと食べやすくなります。

01
まずラムを選ぶ

マトンより臭みがずっと少ない。「ラムありますか?」とお店に聞いてみましょう。

02
味付きラムを選ぶ

タレに漬け込んだ味付きラムは、特有の臭みをおさえつつお肉の旨味が引き出されています。生ラムより食べやすいので、初めての方にとくにおすすめです。

03
しっかり焼く

半生のまま食べると臭みを感じやすい。表面に焼き色がつくまでしっかり焼くのがコツ。

04
タレをたっぷり

醤油ベースにリンゴ・玉ねぎが入った甘辛味。タレの風味が臭みをうまくカバーしてくれます。

05
野菜と一緒に

もやし・玉ねぎ・ピーマンと一緒に食べると、脂っぽさや臭みが中和されて食べやすくなります。

どのお店に行けばいい?

では実際にどこへ行くか——ponが実際に訪れて美味しかったお店を、目的別にご紹介します。シチュエーションでも絞り込めます。

🚇 紹介するお店はいずれも、大通・すすきの・中島公園・札幌駅周辺から地下鉄または徒歩でアクセスできます。道外からお越しの方も、宿泊エリアからそのまま向かえます。

🔰 初めてのジンギスカンなら
炭火焼ジンギスカン ポッケ
👤 ひとりOK 👩‍👩 女子会 👥 グループ向け
📍
場所
札幌市中央区南3条西3丁目 都ビル3F
(地下鉄すすきの駅・豊水すすきの駅 徒歩1分)
¥
予算
3,000〜3,999円(食べ飲み放題コース 4,480円〜)
🕐
時間
17:00〜01:00(肉がなくなり次第終了)
年中無休(12/31・1/1除く)

北海道産食材にこだわったお店。味付けジンギスカンや塩ジンギスカンなど種類も豊富で、初めての方にもおすすめです。

🐑
pon のひとこと:私は味漬けジンギスカンが好きです。特製ダレがよく合い、つい箸が止まらなくなります。北海道産食材や無添加にこだわっているのも魅力。塩ジンギスカンはお店の人気メニューなので、初めての方は味漬けと食べ比べてみるのもおすすめです。
📋 食べログで詳細を見る →
✨ 羊肉のイメージが変わる体験をしたいなら
ラムハウス・ケケレ
👩‍👩 女子会 👥 グループ向け
📍
場所
札幌市中央区大通西16-1-11
(地下鉄東西線 西18丁目駅 5番出口 徒歩1分)
¥
予算
6,000〜7,999円(ランチ 2,000〜2,999円)
🕐
時間
18:30〜22:00(L.O. 21:30)/不定休/完全予約制

アイスランド産ラムを使用した羊肉専門店。ラムの刺身やハンバーグなど、ここでしか味わえない羊料理が楽しめます。

ラムハウス・ケケレの料理
🐑
pon のひとこと:ラムの刺身は人生で初めて食べましたが、臭みがなく衝撃でした。さらに、生ラムは「30秒ほど焼けば食べられますよ」と案内されるほど新鮮。個人的にはラムミートトマトリゾットがお気に入りです。口コミではあまり見かけませんが、羊肉専門店ならではの一皿で、ぜひ味わってほしいメニューです。
📋 食べログで詳細を見る →
🐑 北海道が誇る特別な羊肉を味わうなら
炭焼きジンギスカン いし田
👤 ひとりOK 👥 グループ向け
📍
場所
札幌市中央区北1条西8-2-9 丸二羽柴ビル2F
(地下鉄西11丁目駅 徒歩5分/JR札幌駅 徒歩10分)
¥
予算
8,000〜9,999円(ランチ 3,000〜3,999円)
🕐
時間
11:00〜23:00(L.O. 22:00)/不定休

北海道士別産サフォークを一頭買い。北海道でも貴重なブランド羊を味わえるお店です。

炭焼きジンギスカン いし田の料理
🐑
pon のひとこと:いし田で一番印象に残ったのは、オーナーが士別サフォークについて本当に楽しそうに語っていたことです。実際に食べてみると、羊らしい旨みはしっかりあるのに上品な味わい。さらに、その羊肉に合わせて北海道産ワインも揃えられていて、料理と一緒に楽しめます。北海道産の羊を味わいたい方にぜひ訪れてほしい一軒です。
📋 食べログで詳細を見る →
🔥 有名店の味を楽しみたいなら
旭川成吉思汗 大黒屋 札幌店
👤 ひとりOK 👩‍👩 女子会 👥 グループ向け
📍
場所
札幌市中央区南4条西2-10-6 南4西2ビル2F
(地下鉄すすきの駅 徒歩5分)
¥
予算
4,000〜4,999円
🕐
時間
平日 17:00〜23:30 / 土日祝 16:00〜23:30(L.O. 23:00)

旭川で行列ができる人気店の味を札幌で楽しめます。希少部位も人気です。

旭川成吉思汗 大黒屋の料理
🐑
pon のひとこと:旭川本店は行列必至の名店。その味を札幌で楽しめるのが魅力です。ラムサガリやラムハツなどの希少部位もおすすめ。ジンギスカン好きなら一度は訪れてほしいお店です。
📋 食べログで詳細を見る →

ラム・マトン・ホゲット、何が違うの?

ジンギスカンに使う羊肉は、羊の年齢によって呼び名が変わります。それぞれ味わいや特徴が異なります。

🐑

ラム Lamb / 生後1年未満

肉質やわらか 香り控えめ あっさり

「羊肉は苦手かも…」という人でも、ラムなら食べられるケースが多いです。最近の札幌の生ラムジンギスカン店は、このラムを使う店がかなり増えています。

🐑

ホゲット Hogget / 生後1〜2年未満

旨みが強い クセ控えめ 通好み

ラムの柔らかさを残しつつ、羊らしいコクが出始める時期のお肉です。流通量が少なく日本ではまだ珍しい存在。北海道の一部専門店や牧場系レストランで扱われることがあります。

🐑

マトン Mutton / 生後2年以上

香りが強い コク・旨み濃厚 好みが分かれる

昔ながらの北海道ジンギスカンでは、冷凍マトン+タレ文化が主流でした。「ジンギスカン=臭い」というイメージはこのマトンの印象が強い場合も。一方、羊好きになると「マトンこそ旨い」という人もかなり多いです。

食べ方の基本と鉄板の種類

鉄板をしっかり温めてから肉・野菜をのせる。冷たいうちにのせると臭みが出やすいです。
タレに漬けてから焼く「タレ漬けスタイル」と、焼いてからタレにつける「生ラムスタイル」があります。お店によって違います。
野菜は肉汁が落ちる溝の部分でゆっくり蒸し焼きにすると旨みが染みて絶品。兜(かぶと)型の鉄板なら中央の山で肉を焼き、溝で野菜をじっくり。炭火なら香ばしさがさらに格別です。
食べ終わったら〆を忘れずに。スープ茶漬けや麺が絶品というお店も多いです。
北海道の夜に

🍺 サッポロクラシックと一緒に

ジンギスカンとの相性が最高なのが、北海道限定ビール「サッポロクラシック」。道外では手に入らない、北海道ならではの味です。

炭火の煙が漂う中、冷えたジョッキで一口——それだけで、旅の記憶になります。7月の札幌の夜は涼しく、外の席や開け放たれた窓から入る風が気持ちいい。ぜひビールとセットで楽しんでください。

知っておくと安心なこと

💡
予約がおすすめ

人気店は週末・夜は特に混雑します。「じゃらん」「ホットペッパーグルメ」「食べログ」などで事前に予約していくと安心です。

⚠️
服のにおいに注意!

ジンギスカンを食べると、服に煙やタレのにおいがかなりつきます。お気に入りの服は避けるのがベター。衣服やカバンが入る大きめのビニール袋を持参すると、食事中に入れておくことでにおい付きを抑えることができますよ!

pon
pon @ 通信費見直しアドバイザー

小さい頃から家族でジンギスカンを食べて育ちました。今でもビール園や専門店に足を運ぶのが楽しみです。北海道に来る方に、ビール園だけでなく地元のジンギスカンも味わってほしくて、このページを作りました。

リベシティのプロフィールを見る →