煙が上がる。肉汁があふれる。ビールが進む。
これが、北海道の夏だ。
名店の選び方から食べ方のコツ、「羊が苦手…」という方へのアドバイスまで、地元目線でまるごとご案内します。
ビール園も最高です。でも——
地元の人間が、ビール片手に通う店は、
ちょっと違います。
ビール園は観光の王道。あの広さ、あの雰囲気は唯一無二です。
でも「本場のジンギスカン」は、すすきのの路地にある小さな店にもあります。
せっかく札幌に来るなら、もう1軒だけ——そう思ってもらえるガイドを作りました。
子どもの頃、家族でよく行った馴染みのお店がありました。味付けジンギスカンが鉄板でジュッと焼ける音、バターたっぷりのポテトフライとおにぎり——それが私にとっての「ジンギスカン」でした。
大人になった今も気持ちは変わらず、サッポロビール園や気になる専門店に足を運び続けています。
だからこそ、北海道に来てくれた人にも地元のジンギスカンを味わってほしいのです。
同じジンギスカンでも、まったく違う顔があります。
ビール園に参加される方は、前日か翌日に専門店へ。食べ放題のジンギスカンと生ラム専門店の一枚——その違いが、北海道の奥深さを教えてくれます。
ビール園に参加されない方こそ、ぜひ夜のすすきのへ。観光では見えない、地元民が通うジンギスカンの世界があります。
それが、旅の一番の記憶になるかもしれません。
正直に言います。どちらも本物の北海道体験です。でも「体験の種類」がまったく異なります。せっかくなら両方を味わってほしい、というのが地元民としての本音です。
羊肉の臭みが気になる、という方もぜひあきらめないでください。コツを5つ知っておくだけで、ぐっと食べやすくなります。
マトンより臭みがずっと少ない。「ラムありますか?」とお店に聞いてみましょう。
タレに漬け込んだ味付きラムは、特有の臭みをおさえつつお肉の旨味が引き出されています。生ラムより食べやすいので、初めての方にとくにおすすめです。
半生のまま食べると臭みを感じやすい。表面に焼き色がつくまでしっかり焼くのがコツ。
醤油ベースにリンゴ・玉ねぎが入った甘辛味。タレの風味が臭みをうまくカバーしてくれます。
もやし・玉ねぎ・ピーマンと一緒に食べると、脂っぽさや臭みが中和されて食べやすくなります。
では実際にどこへ行くか——ponが実際に訪れて美味しかったお店を、目的別にご紹介します。シチュエーションでも絞り込めます。
🚇 紹介するお店はいずれも、大通・すすきの・中島公園・札幌駅周辺から地下鉄または徒歩でアクセスできます。道外からお越しの方も、宿泊エリアからそのまま向かえます。
北海道産食材にこだわったお店。味付けジンギスカンや塩ジンギスカンなど種類も豊富で、初めての方にもおすすめです。
アイスランド産ラムを使用した羊肉専門店。ラムの刺身やハンバーグなど、ここでしか味わえない羊料理が楽しめます。
北海道士別産サフォークを一頭買い。北海道でも貴重なブランド羊を味わえるお店です。
旭川で行列ができる人気店の味を札幌で楽しめます。希少部位も人気です。
ジンギスカンに使う羊肉は、羊の年齢によって呼び名が変わります。それぞれ味わいや特徴が異なります。
「羊肉は苦手かも…」という人でも、ラムなら食べられるケースが多いです。最近の札幌の生ラムジンギスカン店は、このラムを使う店がかなり増えています。
ラムの柔らかさを残しつつ、羊らしいコクが出始める時期のお肉です。流通量が少なく日本ではまだ珍しい存在。北海道の一部専門店や牧場系レストランで扱われることがあります。
昔ながらの北海道ジンギスカンでは、冷凍マトン+タレ文化が主流でした。「ジンギスカン=臭い」というイメージはこのマトンの印象が強い場合も。一方、羊好きになると「マトンこそ旨い」という人もかなり多いです。
ジンギスカンとの相性が最高なのが、北海道限定ビール「サッポロクラシック」。道外では手に入らない、北海道ならではの味です。
炭火の煙が漂う中、冷えたジョッキで一口——それだけで、旅の記憶になります。7月の札幌の夜は涼しく、外の席や開け放たれた窓から入る風が気持ちいい。ぜひビールとセットで楽しんでください。
人気店は週末・夜は特に混雑します。「じゃらん」「ホットペッパーグルメ」「食べログ」などで事前に予約していくと安心です。
ジンギスカンを食べると、服に煙やタレのにおいがかなりつきます。お気に入りの服は避けるのがベター。衣服やカバンが入る大きめのビニール袋を持参すると、食事中に入れておくことでにおい付きを抑えることができますよ!
小さい頃から家族でジンギスカンを食べて育ちました。今でもビール園や専門店に足を運ぶのが楽しみです。北海道に来る方に、ビール園だけでなく地元のジンギスカンも味わってほしくて、このページを作りました。
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