グルメ

ジンギスカン
完全ガイド

煙が上がる。肉汁があふれる。ビールが進む。
これが、北海道の夏だ。

名店の選び方から食べ方のコツ、「羊が苦手…」という方へのアドバイスまで、地元目線でまるごとご案内します。

ビール園も最高です。でも——
地元の人間が、ビール片手に通う店は、
ちょっと違います。

ビール園は観光の王道。あの広さ、あの雰囲気は唯一無二です。
でも「本場のジンギスカン」は、すすきのの路地にある小さな店にもあります。
せっかく札幌に来るなら、もう1軒だけ——そう思ってもらえるガイドを作りました。

札幌で味わってほしい、ジンギスカンの楽しみ方

同じジンギスカンでも、お店によって雰囲気や味わいはさまざま。サッポロビール園のような定番スポットには、広さや雰囲気を楽しめる魅力があります。一方で、地元の人が通う専門店には、また違ったおいしさや楽しみ方があります。

初めて札幌でジンギスカンを食べる方にも、その違いを楽しんでもらえるように、地元民目線で紹介しています。

ビール園に参加される方は、前日か翌日に専門店へ。ビール園に参加されない方も、旅の予定に合わせて札幌のジンギスカン専門店へ。

どちらも北海道らしい体験ですが、楽しみ方は少し違います。まずは、サッポロビール園と地元専門店の違いを比べてみました。

サッポロビール園と専門店、何が違うの?

正直に言います。どちらも本物の北海道体験です。でも「体験の種類」がまったく異なります。せっかくなら両方を味わってほしい、というのが地元民としての本音です。

比較ポイント 🏭 サッポロビール園
開拓使館・イチ押しキングバイキング
🔥 地元専門店
お肉 ラム+トラディショナル(マトン)ほか全8種・食べ放題 生ラム中心・その日仕入れた新鮮な一枚
ラムの状態 冷凍保管の場合あり(公式注記あり) 生ラム・当日仕入れが基本
価格 4,800円+飲み放題2,000円〜 3,000〜9,999円(お店による)
時間 120分バイキング・L.O.100分 自分のペースでゆっくり
雰囲気 広大な工場跡・観光感・非日常のスケール 地元民が通う店・すすきのの夜の顔
体験の種類 ハレの日・大人数イベント・北海道の象徴 本場のリアル・旅の記憶になる一夜
こんな人に 大人数・とにかく楽しみたい・種類を試したい 本場の味を深く知りたい・地元感を味わいたい
📋 当日のコース
開拓使館の「イチ押し」キングバイキング 120分
スタンダード飲み放題 + +600円(税込)でプレミアム飲み放題
🏭 サッポロビール園 開拓使館 — コース詳細を見る ↗ 公式サイト

「羊が苦手かも…」な方へ

羊肉の臭みが気になる、という方もぜひあきらめないでください。コツを5つ知っておくだけで、ぐっと食べやすくなります。

01
まずラムを選ぶ

マトンより臭みがずっと少ない。「ラムありますか?」とお店に聞いてみましょう。

02
味付きラムを選ぶ

タレに漬け込んだ味付きラムは、特有の臭みをおさえつつお肉の旨味が引き出されています。生ラムより食べやすいので、初めての方にとくにおすすめです。

03
しっかり焼く

半生のまま食べると臭みを感じやすい。表面に焼き色がつくまでしっかり焼くのがコツ。

04
タレをたっぷり

醤油ベースにリンゴ・玉ねぎが入った甘辛味。タレの風味が臭みをうまくカバーしてくれます。

05
野菜と一緒に

もやし・玉ねぎ・ピーマンと一緒に食べると、脂っぽさや臭みが中和されて食べやすくなります。

どのお店に行けばいい?

では実際にどこへ行くか——ponが実際に訪れて美味しかったお店を、目的別にご紹介します。シチュエーションでも絞り込めます。

🚇 紹介するお店はいずれも、大通・すすきの・中島公園・札幌駅周辺から地下鉄または徒歩でアクセスできます。道外からお越しの方も、宿泊エリアからそのまま向かえます。
📍 青いピンは今回ご紹介しているジンギスカンのお店、
🟠 オレンジ色のピンは7月11日(土)【夜の部】交流会の会場「サッポロビール園 開拓使館」です。ピンをタップすると、店舗情報やGoogleマップへのリンクを確認できます。

地図で見る
迷ったらここ!目的別おすすめ

どこに行くか迷ったら、まずは目的別に選ぶのがおすすめです。気になるお店名をタップすると、詳細情報が確認できます。

初めてのジンギスカンなら 炭火焼ジンギスカン ポッケ
人気店に行きたいなら 旭川成吉思汗 大黒屋 札幌店
羊肉のイメージを変えたいなら ラムハウス・ケケレ
特別な羊肉を味わいたいなら 炭焼きジンギスカン いし田
自然の中でゆったり楽しみたいなら ツキサップじんぎすかんクラブ
富良野方面のおすすめジンギスカン 富良野ジンギスカン ひつじの丘
おすすめ店舗
🔰 初めてのジンギスカンの方へ
炭火焼ジンギスカン ポッケ
ひとりOK ファミリー 女子会 グループ向け
炭火焼ジンギスカン ポッケ

味付けジンギスカンや塩ジンギスカンなど種類が豊富で、初めての方にもおすすめ。

🔥 人気店に行きたい方へ
旭川成吉思汗 大黒屋 札幌店
ひとりOK 女子会 グループ向け
旭川成吉思汗 大黒屋 札幌店

旭川で人気の味を札幌で楽しめる有名店。部位の食べ比べや東川町産米も魅力。

✨ 羊肉のイメージを変えたい方へ
ラムハウス・ケケレ
女子会 グループ向け 予約推奨
ラムハウス・ケケレ

ラム刺身やラムミートトマトリゾットなど、羊肉のイメージが変わる一軒。

🐑 特別な羊肉を味わいたい方へ
炭焼きジンギスカン いし田
ひとりOK グループ向け 特別感
炭焼きジンギスカン いし田

北海道士別産サフォークを味わえる、特別感のあるジンギスカン店。

🌿 自然の中で楽しみたい方へ
ツキサップじんぎすかんクラブ
ファミリー グループ向け ジンギスカン発祥
ツキサップじんぎすかんクラブ

街なかとは違う開放感の中で、北海道らしいジンギスカンを楽しめるお店。

🌄 富良野方面に行く方へ
富良野ジンギスカン ひつじの丘
ファミリー 女子会 グループ向け 富良野方面
富良野ジンギスカン ひつじの丘

富良野方面へ行く方におすすめ。丘を一望できるオープンテラスで、炭火の生ラムジンギスカンを楽しめます。

ラム・マトン・ホゲット、何が違うの?

ジンギスカンに使う羊肉は、羊の年齢によって呼び名が変わります。それぞれ味わいや特徴が異なります。

🐑

ラム Lamb / 生後1年未満

肉質やわらか 香り控えめ あっさり

「羊肉は苦手かも…」という人でも、ラムなら食べられるケースが多いです。最近の札幌の生ラムジンギスカン店は、このラムを使う店がかなり増えています。

🐑

ホゲット Hogget / 生後1〜2年未満

旨みが強い クセ控えめ 通好み

ラムの柔らかさを残しつつ、羊らしいコクが出始める時期のお肉です。流通量が少なく日本ではまだ珍しい存在。北海道の一部専門店や牧場系レストランで扱われることがあります。

🐑

マトン Mutton / 生後2年以上

香りが強い コク・旨み濃厚 好みが分かれる

昔ながらの北海道ジンギスカンでは、冷凍マトン+タレ文化が主流でした。「ジンギスカン=臭い」というイメージはこのマトンの印象が強い場合も。一方、羊好きになると「マトンこそ旨い」という人もかなり多いです。

食べ方の基本と鉄板の種類

鉄板をしっかり温めてから肉・野菜をのせる。冷たいうちにのせると臭みが出やすいです。
タレに漬けてから焼く「タレ漬けスタイル」と、焼いてからタレにつける「生ラムスタイル」があります。お店によって違います。
野菜は肉汁が落ちる溝の部分でゆっくり蒸し焼きにすると旨みが染みて絶品。兜(かぶと)型の鉄板なら中央の山で肉を焼き、溝で野菜をじっくり。炭火なら香ばしさがさらに格別です。
食べ終わったら〆を忘れずに。スープ茶漬けや麺が絶品というお店も多いです。
北海道の夜に

🍺 サッポロクラシックと一緒に

ジンギスカンとの相性が最高なのが、北海道限定ビール「サッポロクラシック」。道外では手に入らない、北海道ならではの味です。

炭火の煙が漂う中、冷えたジョッキで一口——それだけで、旅の記憶になります。7月の札幌の夜は涼しく、外の席や開け放たれた窓から入る風が気持ちいい。ぜひビールとセットで楽しんでください。

知っておくと安心なこと

💡
予約がおすすめ

人気店は週末・夜は特に混雑します。「じゃらん」「ホットペッパーグルメ」「食べログ」などで事前に予約していくと安心です。

⚠️
服のにおいに注意!

ジンギスカンを食べると、服に煙やタレのにおいがかなりつきます。お気に入りの服は避けるのがベター。衣服やカバンが入る大きめのビニール袋を持参すると、食事中に入れておくことでにおい付きを抑えることができますよ!

pon
pon @ 通信費見直しアドバイザー

小さい頃から家族でジンギスカンを食べて育ちました。今でもビール園や専門店に足を運ぶのが楽しみです。北海道に来る方に、ビール園だけでなく地元のジンギスカンも味わってほしくて、このページを作りました。

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